オーストラリアイラク駐留軍重要な争点に

オーストラリア、イラク駐留軍の扱いが重要な政治的争点に (ロイター)


3月25日、オーストラリアでは、イラク駐留軍の扱いが重要な政治的争点に浮上している。写真は、イラク戦争開戦から1年目の20日、シドニーで行われた反戦デモ(2004年ロイター/Gary Ramage)

 [キャンベラ 25日 ロイター] オーストラリアでは、イラクに駐留する同国軍をクリスマスまでに撤退させるかどうかが重要な政治的争点に浮上している。
 同国では、総選挙が10月か11月に実施されると、予想されている。
 世論調査でリードしている野党労働党のマーク・レイサム党首は、同党が総選挙で勝てば、豪軍の兵士850人をクリスマスまでに帰国させるとする公約を表明した。
 一方、イラクに軍人2000人に送り込んだハワード首相は、テロ組織、オーストラリアの同盟諸国、イラク国民に誤ったシグナルを送っているとしてレイサム党首を非難し、この公約について再検討することを要求している。

[ 2004年3月25日16時39分 ]




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